夏は涼しいと言われて「高断熱・高気密の家」を建てたのに、実際に体験してみると「なんだ!とても暑くてたまらないじゃないか」と怒っていた人がいます。今までの住宅は、冬型の高断熱・高気密の追求でした。夏を考えた窓の日射遮蔽や外壁や屋根面の遮熱という考えが、存在してなかったのです。ひたすら断熱素材の優劣を競い、外断熱がいい、いや内断熱のほうが……。なかには「昔ながらの断熱材などいらない。自然が一番」などと言ったさまざまな論争や出版が行われてきました。
[参考]
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このことは高断熱・高気密の家について、あなたのように家を考えている人や工務店などにも大きな影響を与えてきました。ここには建物にとって圧倒的な影響を与える「電磁波=熱線」による輻射熱をまったく考えない世界が続いていたからです。「・屋根面からの平均熱移動の実に93%・壁面からの熱移動の65〜80%・床下の熱移動の50〜75%」建物平均としては、72〜75%が「電磁波=熱線」輻射熱によるものだったことを知らなかったとも言えます。